2021年5月03日

「Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」について

ZEBとは、「先進的な建築設計によるエネルギー負荷の抑制やパッシブ技術の採用による自然エネルギーの積極的な活用、高効率な設備システムの導入等により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギー化を実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、エネルギー自立度を極力高め、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した建築物」を目的とします。
特にZEBの設計段階では、断熱、日射遮蔽、自然換気、昼光利用といった建築計画的な手法を最大限に活用しつつ、寿命が長く改修が困難な建築外皮の省エネルギー性能を高めた上で、建築設備での高度化を重ね合わせるといった、ヒエラルキーアプローチの設計概念が重要であります。
以上、2015年12月に公表された「ZEBロードマップ検討委員会 とりまとめ」(経済産業省 資源エネルギー庁)により、ZEBについての定義になります。

当社は、建築主等の依頼に基づき、設計(建築設計、設備設計等)、設計施工、コンサルティング等(省エネプランニングに係る、省エネ事業に係る知見を有するファイナンス等)などZEBプランニングに係る業務を受注できるように手続きを行います。